無垢一枚板、カウンター、家具材、造作材、レジンテーブル KATACHI Department

天光木材産業 かたち部署

私たちの想い

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Current State 現況

私たちはこれまで木材業者として、多くの工場や市場に出向き木材と向き合ってきました。
世界の木材はどれも個性豊かであり美しく、特に一枚板の存在感は多くの人を魅了し続けています。
この大径級の木材ですが年々、伐採規制の問題や環境保護の観点から伐採が減り良材と呼ばれる割れや節、腐れや曲がりなど欠点の少ない木材の入手が困難になってきています。
その為サイズの大きな良材は貴重価値が増し高額で取引されています。
一方で欠点材、小径木・欠点材・端材については細かく細断され集成材の原板で使用されたりエネルギー資源になります。使い道のない物はそのまま放置される物もあります。

良い木材とは何なのでしょうか?
同じ木なのになぜこんなに扱いが違うのでしょうか?
この欠点材、端材の利用価値が上がれば資源有効活用にとって大きなメリットになります。
私たちは木材を扱う者として、欠点材の個性を活かす有効活用方法を常に探していました。
そんな中、数年前にレジン(エポキシ樹脂)を初めて知り、衝撃を受け可能性が広がりました。
レジンと木を融合することで欠点をあえて個性として活かし、唯一無二のデザイン性の高い、高級感漂う商品に生まれ変わります。

レジンテーブルは木材における有効価値の可能性を広げる
  • 一枚板のサイズには満たなかった木材。
  • 欠点があり不良材と呼ばれてきた木材。
  • 工場生産の際に生まれる端材。
唯一無二のデザイン性の高い、高級感漂う商品に生まれ変わる。
Assignment / Efforts 課題と取り組み

驚いたことは、このレジンテーブルは非常に高価な品物であるという事でした。
「一部の方にしか手に入れる事ができない程の高価な物では、素材の有効活用には繋がらない」
そう思い、コストダウンを図り自社制作や製造ルートなど模索しましたが、現実は厳しく色々な問題に直面しました。

多くの方々にご意見、アドバイスを頂きながら悪戦苦闘する中、高い技術と志を持ったアーティストの方々と知り合うご縁がありました。
その方々が創り出す商品はそれぞれにデザイン、レジンの使い方、仕上げ方にこだわりと特徴があり、素晴らしい作品ばかりでした。
親しくさせて頂く中で、価値観の一致や考え方に共感する点が多く、この方々が製作する素晴らしい作品をもっと多くの方たちに知ってもらいたいと感じました。
共に作品を作り上げる仲間の想いと、木の魅力を皆様に伝える事が木材の価値を向上し、資源の有効活用に繋がるのではないかと思っております。

Gallery TENN レジンテーブル専門セレクトショップ 「ギャラリーTENN」のオープン

レジンテーブルはとても奥が深い商品です。
木材には様々な樹種があり、レジン液もいくつもの種類があります。
奥の深い作品はそれぞれの貴重価値、デザイン性が異なり、もはやレジンテーブル商品という枠組みだけでは表すことができません。
ましてや一般の方々は何を基準、参考にして商品を選べば良いのか分からないのではないでしょうか。
その様なご購入者のお悩みの解決と、商品説明を通して製作者の想いを結びつける事が私たちの役割であると考えました。

私たちはインターネット、SNSで作品をご紹介し、広島でショールームギャラリーを運営することでレジンテーブルを現物確認、商品説明をすることでユーザー様が安心、ご納得して購入できるお店として「レジンテーブルギャラリー TENN」をオープンしました。